NISHIDA Now  NO.64

NISHIDA Now 64

年収の壁と年末調整に向けた準備について

年収の壁とは?

「年収の壁」とは、働き方や収入額によって 税金や社会保険料の負担が大きく変わる基準を指します。
特にパート・アルバイトなどで働く方にとっては、手取り収入や扶養の条件に直結するため重要なポイントです。

主な基準は次のとおりです。

  • 年収103万円の壁
    所得税がかかるかどうかの基準。103万円を超えると本人に所得税が課税され、扶養控除の対象外となります。
  • 年収106万円の壁
    従業員数が101人以上の企業で、週20時間以上働き、年収が106万円を超えると社会保険(厚生年金・健康保険)の加入義務が発生します。
  • 年収123万円の壁
    配偶者が会社員の場合、配偶者特別控除が段階的に減額されるラインです。夫婦の合計所得に影響し、世帯全体での税負担が増える可能性があります。
  • 年収130万円の壁
    社会保険の扶養範囲を超える基準。130万円を超えると、本人が国民年金や国民健康保険へ加入する必要があります。
  • 年収150万円・160万円・201.6万円の壁
    所得税の配偶者控除・配偶者特別控除の適用が段階的に縮小、または受けられなくなるラインです。

これらの基準を意識することで、手取り収入や家庭全体の家計に大きな影響を与える可能性があります。

年末調整に向けた準備

年末調整は、1年間に支払った所得税と実際の納税額との差を精算する大切な手続きです。スムーズに進めるために、次の準備をおすすめします。

  1. 収入状況の確認
    年収が「壁」を超えるかどうかを早めに確認しましょう。
  2. 扶養控除・配偶者控除の確認
    特に「103万円」「123万円」「130万円」「201.6万円」のラインは税額に直結します。ご家族の収入とあわせて確認しましょう。
  3. 必要書類の用意
    • 扶養控除等申告書
    • 生命保険料・地震保険料控除証明書
    • 住宅ローン控除関連書類(初年度のみ提出が必要)
  4. 社会保険の確認
    年収が106万円や130万円を超える場合、社会保険の加入手続きが必要になります。勤務先へ早めに確認してください。

まとめ

「年収の壁」は、税金や社会保険料に関わる重要なポイントです。
特に年末調整の時期に向けては、収入の見込みをしっかり確認し、控除内容や必要書類を整えておくことが大切です。

 

恒例の暑気払いを行いました!

 

猛暑で知られている熊谷市に本店のある弊社では、職員間の親睦と英気を養うことを目的に、毎年暑気払いを行っています。

今回もおいしい料理や冷たい飲み物を囲みながら涼をとることで、社内の一体感が高まり職員同士の絆を深める事が出来ました。

弊社では今後も熊谷の暑さにもまけないチームワークで業務に取り組み、お客様へのより良いサービスの提供に努めてまいります。

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ペットボトルのキャップをワクチンに!

弊社ではSDGs活動の一環として、事務所内や家庭内で出たペットボトルのキャップを回収して、社会福祉協議会に届けております。

社会福祉協議会では、ペットボトルのキャップを回収して、世界の子どもにワクチンを送る運動をしているそうです。1人分のワクチンを作るにはペットボトルのキャップが約4,300個(10㎏)必要になります。また、ペットボトルのキャップ約430個(1㎏)で、3,150gのCo2排出の削減にも繋がります。

弊社で今年6月までの1年間に回収したペットボトルのキャップは約3,352個になりました。

微力ではありますが、今後もSDGsの課題に取り組んでまいります。