お知らせ

令和4年 年頭のご挨拶

年頭のご挨拶

明けましておめでとうございます。

謹んで令和4年の年頭のご挨拶を申し上げます。

昨年は、延期されておりました東京2020オリンピック・パラリンピックが無観客ではありましたが無事に開催され日本選手団は過去最多の総メダル数58個、うち金メダル27個を獲得しました。アメリカメジャーリーグでは流行語の「リアル二刀流/ショータイム」にも選ばれましたLAエンゼルスの大谷翔平選手が投打に大車輪の活躍をみせ、ア・リーグのMVPに輝きました。スポーツ界では大きな盛り上がりを見せましたが、経済界は引き続き新型コロナウィルスデルタ株等の新種の猛威により厳しい状況が続きました。政治面でも、令和2年10月に就任しました菅首相も1年の短命政権となり岸田新首相が引き継ぐ形となりました。大河ドラマでは、深谷市出身の渋沢栄一翁が主人公である「青天を衝け」が話題となりました。幕末から明治維新、目まぐるしく時代が変化する中をたくましく、そして信念をもって生き抜く姿が印象的でした。まさに、今我々が目の当たりにする変革の時代の生き方、心構えを示唆してくれているようでした。

さて、今年の注目といえば、2022年2月の北京冬季オリンピック、2022年11月サッカーワールドカップカタール大会です。昨年に引き続きスポーツのビッグイベントが開催されますが、新型コロナウィルス感染に終焉の兆しが見え、思う存分熱狂させてくれることを期待します。

一方、中小零細企業を取り巻く経営環境に置きましては、引き続き「変化」への対応が迫られております。SDGs、GXを中心とした地球環境に配慮した経営への対応、DXによるデジタル社会への対応等。このような対応の一環として弊社では、2023年6月までに「紙使用を0」にするという目標を掲げて活動しております。経過は下図のとおりです。

 

2019.7~2020.6 2020.7~2021.6 比率
使用枚数 158,884枚 122,330枚 76.99%

 

2020.7~2020.11 2021.7~2021.11 比率
使用枚数 54,713枚 35,044枚 64.05%

 

現実問題「0」という数値目標は非常に厳しいですが、自社の決裁・報告システムの再構築、給与明細等の電子交付、各種申請の電子申請化等を通じて、着実に削減に向かっていっております。企業活動は世の中にできた穴を埋めることだと言われます。決して高い山を築くことではなく穴を埋め平坦にすることだと。弊社が当該活動を通じて気づいた「穴」は、環境対応ひとつをとってみても、単に省資源策を講ずるのではなく、デジタル技術の活用やそれを実行する人材育成等が必要であるということです。企業活動の本質に立ち返り、世の中にできた穴が何なのかを発見し、できることから一歩一歩着実に取り組むことが求められていると実感しております。本年も、弊社では、こうした自社の取組みを通じ、少しでも皆様のお役に立てるシステムや情報等を提供できるよう努力していく所存です。

結びにあたり、皆さまご清栄を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

令和4年1月4日

 

税理士法人西田経理事務所

 

代表社員 吉留良平